共産党による大本営発表

 しんぶん赤旗の部数が伸び悩み、このままでは機関紙継続が難しいとして1月から全党挙げて機関紙拡大に取り組む日本共産党は、本日付の赤旗1面で、「5月の党本部申し込み過去最多」と題する記事を掲載した。それによると、共産党本部に電話やメール、ファックスで購読や見本紙を申し込んだ人が「記録が残る2000年以降で最高となりました」と自画自賛している。だがその数を具体的に見てみると、「30日時点で288人」というもので、ケタが2つほど違うのではないかと感じられる低調ぶりだ。このような数字を使ってさえ、さも戦っている感を出さないと立ち行かなくなっている現状は、逆に同党の足元の窮状を示している。

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