本日付のしんぶん赤旗で党建設委員会の幹部が赤旗拡大に向けて党員にはっぱをかけている。その内容によると、3月は赤旗の読者拡大で「増勢にあと一歩及びませんでした」と状況説明している。そもそも未曾有の国難の事態にあって、通常の党活動を続けられると考えるほうが無理があるというものだろう。問題は、だからこそ4月の活動について「3月の活動をさらに発展させ」ようとさらに拡大を煽っていることだ。もはやシルバー党員の相次ぐ死亡と党員数激減で窮地に陥っている党の内情は理解するとしても、この未曾有の危機に旧来通りの拡大一本やり路線を続けている姿は、かつての旧日本軍の無謀な拡大路線と何も変わるところはない。思考停止の行動と見られても仕方がないだろう。