社民党が共産党に屈する時代

一般紙ではベタ記事レベルの扱いだが、れいわ新選組につづき、社会民主党が日本共産党との協力を合意した。当然ながら本日付の「しんぶん赤旗」は1面トップで扱っている。それによると合意内容は、安倍政権の打倒、5野党会派で結んだ13項目の政策合意を土台とする、衆院小選挙区における選挙協力の3点で、かつて55年体制のときには自民党と張り合ったほどの政党がここまで落ちぶれてしまったかとの感を禁じ得ない。なぜなら共産をあれほど嫌っていた政党であることを私は社民党勤務時代に経験しているからだ。共産としては、れいわに続き社民党を篭絡することで、最後の本丸(民主系)に進むという「外堀戦略」だ。いずれにせよ、日本共産党にとっての政権参加は「手段」にすぎない。政権入りしてから権力強化し、日本をいいように操るのが本当の目的だ。そのとき日本は、かつてのソ連と同じようになる。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。