週刊新潮に小池百合子知事が一審勝訴

出張中以外は毎朝、在京6紙には目を通す。具体的には毎日、東京、朝日、産経、読売、日経だ。ほかに赤旗や地方紙も読むので、ほぼ新聞オタクともいえよう。最近社会面ではほとんど目にしなくなっていた(理由はよくわからない)「週刊新潮」の敗訴判決の記事が本日付で掲載されていた。相手は東京都の小池百合子知事である。都民ファーストの会の公金を野田数代表(当時)が横領した疑いがあるという内容の記事が問題になったようだが、問題になったのは記事の内容そのものではなく、新聞広告の見出しだったようだ。広告では野田代表の文字が小さく、実際に目にした読者には小池都知事が横領を行ったかのように読めるとして、小池知事側が民事提訴していたものらしい。東京地裁は、250万円の賠償を認めたと報じられている。

「週刊新潮」といえば、ひところはしばしばこの種の内容が報じられ、名誉棄損雑誌の代名詞といえる存在だった。近年においては珍しく思えたので、ここで取り上げた次第。

 

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