日本人拉致を最初にスクープした記者の回顧録

産経新聞が1月7日から始めた連載「40年目の検証 私の拉致取材」は読みごたえのある記事だ。執筆者は拉致問題を啓発する記事を最初に世に出した阿部雅美・元同紙社会部記者。産経新聞といえば、最近は多くの反知性主義的記事で首をかしげたくなるような掲載も多いが、この連載は社会的意義があるものと痛感する。一人の警察担当記者がひょんなことから不可解な事件に関心をもち、出張取材したことをきっかけに、全国で似たようなアベック蒸発事件が起きていることを突きとめ、スクープを放つまでが描かれていく模様。

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