保守現実派の女神

ジャーナリストを称する櫻井よしこが内々では“保守現実派の女神”などと形容されているらしい。櫻井といえば、改憲派の象徴ともされる人物で、大日本帝国への郷愁をもち、旧日本軍の蛮行についてはことごとく否定する人物として知られる。過去の旧日本軍の強姦・略奪・殺害で問題となった南京大虐殺を「濡れ衣」と主張し、慰安婦強制連行の実態を「なかった」かのように主張する。現在のNHK朝ドラでもわかるとおり、戦前・戦中の大日本帝国においては、女性には「参政権」すら認められていなかった。現在の外国人と同じ状態だったが、そうした時代を、彼女は同じ女性でありながら憧れる。だが「保守現実派」などという都合のいい言葉も所詮は“自称”にすぎず、正確には保守でもない、「極右」の思想と行動にすぎない。

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