門脇護と乙骨正生

2人に共通するのは複数の陰謀論にそろって踊った過去の事実だろう。端的にいえば東村山女性市議転落死事件(1995年)と信平狂言事件(1996年)である。前者は教団が犯人であるかのような陰謀論が吹聴され、踊った週刊誌は軒並み例外なく敗訴の山をきずいた。乙骨某などはいまも西東京市議の長井秀和と一緒に陰謀論「肯定」活動をいまも延々と続ける。一方の信平狂言事件は門脇護(現在の門田隆将)が作出した世紀の大虚報だった。門脇は裏づけもなくこの記事をキャンペーン化。そのためには「訴訟化」するのが有効な手段と自ら考え、自身で弁護士を手配し、連続して記事を掲載化した。要するに「自作自演の捏造」である。このデマ記事などが原因で、彼は「週刊新潮」編集部にいられなくなった。だが独立後も同じように多くの「虚報」を量産し続けている。要するに付ける薬がない。彼がいまも日本の業界で仕事をつづけられるのは、捏造・誤報に甘い日本ならではの特徴があるからだ。潔癖性がなく、規律・秩序もない。特にモラル喪失感が激しくなった「安倍政治」の影響により、彼らはいまもヌクヌクと生き永らえることができている。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。