ブルース・リー死去から50年

1973年7月20日、英国領だった香港で、ブルース・リー (享年32) が急逝して半世紀の日となる。ブルース・リーが亡くなった年の年末から、日本でも作品が次々と封切りされ、いずれも爆発的なヒットにつながった。「燃えよドラゴン」に始まって、「ドラゴン危機一髪」「ドラゴン怒りの鉄拳」……。勧善懲悪のストーリーと、華麗なカンフー技などが観客を魅了し、日本と沖縄で空前の空手ブームをまきおこした。もっとも日本では1971年4月、講談社発行の少年マガジンで「空手バカ一代」の連載が始まり、73年10月にはテレビアニメの放映が開始されている。空手バカ一代の主人公が興した極真空手と、ブルース・リーの映画ブームは見事な相乗効果を発揮し、日本に格闘技ブームを呼び起こした。

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