「130%の党」を掲げる日本共産党

日本共産党は1月5日、第7回中央委員会総会を開き、「党の歴史にとっても、文字通り歴史的決定になる」(志位委員長)という決定を行った。来年1月に開催する党大会までに前回党大会比の1・3倍の数の党をつくることを掲げ、合言葉を「130%の党」と決め、全国の末端支部・グループにくまなく手紙を送るという。同党の活動はいつもワンパターンが指摘され、減り続ける党員数、赤旗読者数をどのように増やすかとの目標を掲げ、いつも達成できずに終わるというサイクルが常態化しているが、今回もそのパターンが有力視されている。すでに肝心の思想内容に魅力が失われている以上、いくら数合わせのための運動方針を掲げたところで失敗することは目に見えているというものだろうが、それ以外の方法をとりえないのが同党の長年にわたる本質的課題に見えるのは内部においても同様のはずだ。

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