日本共産党が掲載した異例の文書

昨日付のしんぶん赤旗に「日本共産党中央委員会党建設委員会」の名で珍しい党の告知文が掲載された。「日本社会の根本的変革をめざす革命政党にふさわしい幹部政策とは何か」と自らを“革命政党”と名乗り、脇書きには「一部の批判にこたえる」とある。何事かと思って読み進めてみると、志位委員長の委員長在職期間がすでに20年を超えており、党内から「まともな選挙もしないで居座っている」との批判が出ているようで、それに弁明するための文書だった。同文書では、党内の結束を重要視し、派閥や分派をことさらいましめている。そのために過去の「50年問題」を持ち出しているところがミソだ。現在の同党は機関紙にこのような文書を載せなければならないほど、党員らの内面における執行部批判がマグマのようにたまっていると見るべきだろう。

日本社会の根本的変革をめざす革命政党にふさわしい幹部政策とは何か/――一部の批判にこたえる (jcp.or.jp)

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