2022年

コロナ禍がまだ明けやらない2022年の元旦を迎えた。この年は私にとって一定の感慨がある。まず文章の恩師が100歳となることだ。100年前の大正11年に佐賀県で生まれた恩師は学徒出陣で生き残り、戦後はマスコミ界で生きた。当時一時代を築いた社会評論家・大宅壮一の弟子でもあった。同じ100年前、日本共産党が創立されたとされている。されていると書いたのは、確定的な証拠が実際はないからだ。非合法政党であった同党は公然と活動することができない状態だったので、どの会合が設立総会であったのかの正確な判定ができないためである。いちおう1922年7月15日となっているが、中国共産党と同じ1921年の創立という説も実際は根強い。一方、公明党は創設者の「大衆とともに」の指針発表から60年の佳節となる。昨年から不祥事を繰り返す同党だが、抜本的に脱皮して、日本のため、世界のため、役立ってほしいと支持者らは願い行動を続けている。さまざまなものを問われる2022年――。

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