死者数が急増するブラジル

先日新型コロナウイルスの感染死亡者が米国で60万人に達したニュースが流れていたが、ブラジルでも19日、50万人に達したという。米国の場合、バイデン政権になってワクチン接種を強力推進し、死者数は鈍化する傾向にあるが、ブラジルは勢いが止まらない。その理由はやはり政治指導者の無策にあるようだ。米国の人口が3・3億、ブラジルの人口が2・1億とされるので、1・2億人の日本と比べても死者数の多さは突出している。サンパウロ共同電の記事によると、ブラジルの接種率はまだ11%にとどまっているという(米国は44%)。同記事では、ブラジルのボルソナロ大統領に対し、「殺人者」と罵倒するデモも起きているらしい。

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