本日付の産経新聞はある出版が延期されたニュースを報じた。本のタイトルは「政権交代で日本をアップデートする」で、立憲民主と日本共産党の国会議員各4人が分野別に対談した内容を一冊にまとめる内容だったという。この本は秋の総選挙を見据えて6月にも発刊される予定だったが、急きょ「延期」されたという。その理由が、現在の野党共闘の現状を示している。立憲の最大の支持母体である連合が、難色を示したからというのだ。連合は日本共産党との連立政権を否定しており、この本に掲載された立憲民主の4人を支援しない態度に出たことから、当面の「お蔵入り」になったと記事は伝えている。版元は、共産党系として知られる大月書店。