半藤語録 「憲法を100年もたそう」

本日付の朝日新聞でノンフィクション作家の保阪正康氏が「半藤一利さんを悼む」と題する文章を掲載した。そこでは「文春リベラリズムを具現化した人」と紹介し、2人で「今の憲法を100年もたそう」と互いに講演のときに呼びかけることを約束し合っていたという。日本国憲法が公布されて来年で75年。さらに25年はこのままでいようという内容の約束だ。保阪氏は半藤氏の口癖として、「近代日本が犯した多くの誤りを書き遺していかなきゃいけない」と述べていたことを紹介している。最後に、「半藤さんに触れた人たちは、昭和史の誤りを克服していく方法を、継いでいかなければならない」と括っているが、まったく同感である。

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