創大卒から生まれた近年の反逆者たち

 教団から生まれた反逆者の元祖・山崎正友と原島嵩はいずれも有名大学の出身者だった。山崎は京都大学卒、原島は早稲田大学卒だった。近年は、公明党の国会議員になりながら、不知恩にも教団批判を繰り返している東京大学出身の人物もいる。
 一方、近年問題となってきた分派活動グループは、多くが創価大学の出身者だ。“時代”といえばそれまでだが、これは一つの傾向のように感じる。同大学からは、最近はとんとその名を目にする機会も減ったが、乙骨某といった売文屋もいた。
 要するに、教団に弓を引く者は、出身大学に関係なく、これまで生まれてきた。その意味では当然のことながら、人物本位の問題にほかならない。組織内組織の構築と分派活動を繰り返し、教団内部を真偽不明の情報で混乱させた波田地克利、さらに「足軽会」という名のカルト的グループを形成し、さも自分たちに正当性があるかのように社会的に振る舞っている3人の元教団職員ら。
 本質的には、いずれも自己中心的な信仰の姿勢から起きている問題である。彼らは常に自分にとって都合のいい「仮面」をかぶろうとするため、その仮面を剥がし、≪真実の姿≫を明るみにする作業を続けなければならない。

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