カテゴリー ‘政治’ のアーカイブ
徒然なるままに

極右と極左の類似状況

“一枚岩”を看板としてきた日本共産党に大きな亀裂が入ったのは2023年、同党内の2人の党員をかなり強引に除名したことに始まる。それまでも異論を排除するということは宮本体制時代から変わらず続いていたが、SNSの普及する現代においてはもはや情 ...

選挙前の狂騒曲

本日付毎日は各党が減税や給付をめぐり「手柄争いになっている」との参院自民幹部の発言を拾っている。このままでは減税の引き上げ幅や期間が参院選の争点になるというのだ。嘆かわしい状況である。冷静さを見失っているように見えるからだ。仮に今年、国政 ...

経済宣戦布告を受けた世界

近々トランプ関税が発動される。日本政府も与党関係者も関税率の高さが予想を超えていたというコメントをちらほら見た。このときばかりとアンチ石破勢力が石破首相批判を繰り広げているが、良心の呵責をもたない幼稚な大国指導者を相手に、並みの対応で局面 ...

自民に集中する企業団体献金

本日付朝日新聞によると、石破首相の後半国会の「最大のネックは『政治とカネ』への対応」ということだそうだ。実際、3月末までに決着させる予定だった企業団体献金の扱いは“延長戦”に入った。現状を維持したい自民党と、政治団体を除きすべて禁止したい ...

談話は出さずとも

本日付東京新聞社説で「戦後80年談話は意義がある」を読んで、いまいちど戦後50年の村山談話を読み直した。保守派から蛇蝎の如く嫌われ、腐され続けるこの談話には先の大戦によって「アジア諸国の人々に対して多大な損害と苦痛を与えました」との客観的 ...

日本は国政選挙を減らすべき

本日付日経「風見鶏」というコラムで少数与党の常態化しているスウェーデンとの比較が紹介されていた。日本の政治が目先志向に偏り、腰を落ち着けて必要な政策に向き合うことができない要因として国政選挙の多さをここでも指摘している。スウェーデンでの国 ...