右派論壇誌の大きな新聞広告が目新しくなくなって久しい。その内容はおどろおどろしい面もあるが、日本の隣国である中国や韓国が異常国家であり、日本より劣る民族であることをあげつらう内容が一つの特徴で、その関連として朝日新聞を標的にし、日本の侵略戦 ...
中国や韓国をあしざまに罵り、日本民族のほうがいかに優れているかといった主張をもりこむいわゆる「嫌中嫌韓本」が本屋に氾濫し始めたのは数年前のことだ。これまでこうした書籍はキワモノ本の一種として、良識とプライドをもつ「大手出版社」は手を出さない ...
2月20日は名古屋の河村市長が南京事件はなかったのではないかと問題発言して5周年の日だったと記憶する。90年代、同様の発言をして即座に更迭された大臣もいた。今から20年、あるいは四半世紀前のこの国は、そうした良識がまだ保たれていた。歴史認識 ...
本日、「建国記念の日」を取り上げた産経新聞の社説に、「明治元(1868)年から数えると、今年はちょうど『明治150年』にあたる」とあるのを目にして、はたと考えた。明治維新から150年は来年2018年のことと思い込んでいたからである。答えは、 ...
本日付の産経新聞(社会面)にアパホテルの代表が顔写真付きで紹介されていた。それによると、代表は「今回のことはいずれ起こると想定していた。いいタイミングで(中国が)騒いでくれた。激励もいただいているし、むしろプラスが多い」と述べ、さらに「本 ...
私自身はこのホテルに一度も泊まったことがない。そのため南京事件を否定するような書物が各部屋に置かれていることも知らなかった。部屋に備えつけられている書物の内容の大まかなことは報道でもすでに明らかになっている。私の手元に同じ著者の執筆した『誇 ...