事実(ファクト)を確認するという冷静な行為がないがしろにされる事態だ。かつてインターネットが発達していなかった時代、その役割は主に週刊誌が担っていた。週刊誌メディアが「事実破り」の主犯とされた時代があったが、昨今は完全にSNSにとって代わ ...
昨日の言論テレビ(櫻井よしこ主宰の無料ネット番組)で立花孝志という人物が出演していた。自殺した元県民局長の残した公用パソコン内に自身が不同意性交などした「日記」が残されていたなどの伝聞情報を喜々として語り、番組自体、「斉藤知事は善・マスコ ...
今回の兵庫県知事選の大きな特徴は「僕に投票しないで」と自らの当選を望まない候補者が立候補し、「斎藤さんを応援する」と事実上、他の候補者を応援する人間がいたことだろう。その実態を朝日新聞は「実質2馬力」の言葉で拾っているが、これが容認される ...
本日付朝日新聞で兵庫県知事選に関し次点敗北の稲村陣営幹部が「粛々とやれば、勝ちきれる選挙だと思っていた」と語った言葉にすべて集約されている。県議全員から不信任を突き付けられた前知事に有権者が多数を与える事態など、およそ想定していなかったに ...
総選挙が終わって約半月。躍進した政党の2人の党首が共通して問題を起こして世情を賑わせている。一人は日本保守党の代表である百田尚樹氏だ。ネット番組で女性は30をすぎたら子宮摘出などの暴論を述べ、あまりにお粗末な公党党首の発言としてその暴言は ...
本日付読売新聞国際面の「ハリス氏 アラブ票失う」という大見出しを見て、米民主党と日本の自民党の共通性を想起した。アメリカ大統領選で大きな隠れ争点となったのが中東イスラエルのジェノサイドにどう対処するかだった。この点で米民主党はまったくの無 ...