先が見えないというけれど…

新型コロナウイルスの対応で先が見えない状況を嘆く声を耳にする。だが先ははっきりしている。本日付産経新聞は、安倍首相がオリンピック延期の幅を検討する際に、来年1月にはワクチンができることを念頭に置いたことを報じている。つまり、来年初頭にはこの騒ぎは収束に向かうという見立てだ。医学的にもそれは根拠のあるものだろう。その意味で、苦境にあえぐ飲食店、観光関係者、文化関係者なども、来年まであと9か月程度、持ちこたえられるかどうかにかかっている。要するに余力のないところは倒産する。先日、必要があって沖縄に出張したが、定宿とするホテルは閑散としていて、稼働率は1割にも満たない状態でフロント係が溜息をついていた。公的融資でも何でも受けてあと数か月頑張れるかどうか。先は見えている。

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