日本共産党が「加担」した侵略戦争

米朝首脳交渉が合意に至らなかったニュースが世界に流れている。米側は朝鮮戦争の終結などを手土産にするつもりだったが、全面的な制裁解除を求める北朝鮮と折り合いがつかなかった旨報道されている。朝鮮戦争といえは、1950年に開始され、53年まで続いた。この間、日本は小笠原諸島、奄美諸島、沖縄などを除く日本本土が占領統治下から独立し、新たな戦後の歩みを始めた。朝鮮戦争は北朝鮮が仕掛け、共産国側が「韓国側から仕掛けられた」とのデマ宣伝を行って始めた明確な侵略戦争である。侵略に加担したのは、ソ連、中国であり、日本共産党もそれに加担した。日本国内では共産主義革命が成就せず、野党の存在にすぎなかった日本共産党は、日本で暴動をおこし、共産陣営を側面支援せよとのスターリンの命令に応じ、国内で火炎瓶闘争をはじめた。さらに52年には東京・大阪・名古屋で騒擾事件を引き起こした。共産党は戦中、日本の侵略戦争に抵抗した唯一の党という文句で「平和の党」をアピールすることが多いが、なんのことはない。朝鮮戦争においては、日本共産党は、北朝鮮のしかけた侵略戦争に実質的に「加担」した過去をもつ「戦争加担の政党」なのである。

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