トランプ大統領の最大の失政

新型コロナウイルスの「第3波」のニュースがかまびすしいが、世界規模で感染者と死亡者の数を見ると、アメリカが突出していることは明らかだ。感染者1040万人、死亡者24万人は、人口が10分の1程度の隣国のカナダの、感染者28万人、死亡者1万人と比べ、明らかにケタが違っている。これは明確に、トランプ大統領の失政による結果であり、なかでも初期対応への悪影響がはっきりしている。面白いは「命がいちばん大事」などと都合のいいときだけ叫んでいる日本の三文文士たちが、このトランプ再選に妄想を抱き、アメリカ国民の8割がバイデン次期大統領を受け入れているにもかかわらず、「陰謀論」を振りまいて、まるでまだ決着がついていないかのように振る舞っていることだ。このアメリカ大統領選挙は、「にせもの」をこれでもかとばかりに浮き彫りにした。こんごの日本にとってはよいことである。

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