仕事を失敗すると公然と殺される国

北朝鮮で対米交渉に当たっていた要人が粛清されたとの報道が韓国発でなされている。発信元は韓国紙の朝鮮日報で、金正恩朝鮮労働党委員長の妹の金与正党第1副部長も「出過ぎた行動」が原因で謹慎中とされている。ただし韓国統一省は「確認できない」と慎重な姿勢だ。いずれにせよ、国家の命運のかかった米国との交渉において、統治者の気に入らない仕事をした者は簡単に殺され、あるいは収容所送りとなる社会。これがかつて日本共産党が「地上の楽園」であるかのようにさんざん機関紙アカハタで描いてきた国家の、成れの果ての姿である。

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