地域で迷惑な外国人

まだ20代のころ、在日外国人の人権問題を取材のテーマとしていた時期がある。そのころと今では30年近いへだたりがあるが、本質的な課題はあまり変わってない。当時は若さのあまり、行政を批判し、外国人を「善」であるかのようにみなして取材していたが、一定の年齢をへて、あまりにも綺麗事すぎたと反省する部分もある。考えてみれば当然のことだが、日本人によい人間と悪い人間がいるように、外国人にもよい人間と悪い人間がいる。安倍政権がここに来て急に外国人の受入れ拡大策を始めたが、以下はこんな外国人には来てもらいたくない実例だ。

外国人との生活関連の摩擦といえば、ゴミの出し方がわからないなどの初歩的なことが頭に浮かぶ。だが問題の本質はそんなところにあるわけではない。日本の地域社会のルールをきちんと守れるかどうかということに尽きる。

例えば地域には町会や自治会が存在し、住民の自治組織においてさまざまな地域貢献活動がなされ、お祭りが企画されたりする。

私見だが、日本人のよいところは、幼いころから「ひと様に迷惑をかけるような振る舞いをしてはいけない」というものだが、悪質外国人にそうした良識はどこにも存在しない。日本の地域社会のルールを一人でぶち壊し、あるいは周りの多くの日本人を巻き込み、平気で行動する。

本来のまともな日本人であれば、こうした外国人の手合いをみたら、「日本ではこれが正しいルールなのですよ」ときちんと教えるべきであるところ、いまの地域社会では、むしろ逆に同調したりする者がでてくる。

私は日本社会あるいは日本人の明白な「劣化現象」と感じているが、日本社会の現場は、政治という次元にとどまらず、地域レベルで相当におかしくなっていると日々感じている。

「迷惑」というもの、「ルール」というものをなんとも思わない手合いが、なんと増えたことか。

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