「オール沖縄」の危険性

沖縄県知事選の構図が決まった。小沢一郎代表の率いる自由党の議員が翁長後継として立候補する。だがこの「オール沖縄」の中核に、かつて組織的に「人殺し」に手を染めた政党が陣取っている事実をゆめゆめ忘れてはならない。小沢一郎氏といえば、自民党を離党後、新進党や民主党など、多くの政党を躍進させては崩壊させてきた人物。目前の選挙では確かに有能な力を発揮するが、その後のことにはほとんど関心がない。そのためこの選挙戦で仮に「オール沖縄」が勝利したとしても、その後は共産党がその中核を担うことは目に見えている。

日本共産党は1950年からの約3年間、日本で唯一、人殺しの「実績」をもつ政党である。日本共産党について「殺人政党」「暴力政党」と書いても、けっして名誉棄損に問われることはない。明白な事実的根拠が存在するからだ。以来、本性を隠して猫をかぶり、国民をだまし続けて65年――。現在の同党の頼みの綱は、もはや沖縄くらいしか残されていない。

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