産経が「2019年5月1日に改元」と決め打ち報道

今上天皇の退位日程をめぐり、各紙とも1面トップ級で報じた。毎日、東京、朝日、日経はいずれも、退位時期を2019年3月末か4月末と2案を併記したのに対し、読売・産経のみが一歩踏み込んだ見出しを掲げた。読売は「4月末有力」と再来年の5月1日改元の方向を報じているほか、産経はより確定的な見出しを掲げた。産経の見出しは「31年5月1日改元へ」というもので、決め打ち的な報道が顕著だ。これらは安倍首相との各新聞の距離感が反映されているように思える。産経は、再来年の4月は統一地方選挙があるため、首相はその終了後の「5月1日を推す意向を示している」と説明している。

以上の報道が正しければ、「平成」は31年の半ばで終わりを迎えることになる。

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