健康余命

本日101代首相が選出され、第2次岸田内閣となる見込みだ。ふりかえれば本年も残り2カ月を切った。年を取るほどに1年が終わるのが早く感じられるようになるのは人間だれしも避けられないようだ。本年もコロナ対策の異常事態が昨年と同様に続くことになったが、それでも「出口」は明確に見えてきた。説明が足りないなど不評ぷんぷんだった菅首相が今ごろになって評価されているのは皮肉な事態に見える。東京オリンピックも他の首相なら「中止」となっていた可能性が高かったと思われる。話を戻すとこのコロナ禍で年間2冊の上梓ペースをつづけることができたが、この勢いは今後も途切れることがないように努力したい。20歳のころ一時的に影響を受けたルポライターの竹中労が、「年間に2冊でその年の仕事を締め括るのがよい」といったようなことを語っていたのをこの年になって時折、思い起こすようになった。健康年齢(心身ともに健康な状態で日常生活を送れる期間)がそう長く続くとも限らない。余命を「逆算」しながら仕事をする年代に入ったと感じる。

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