「ジャーナリスト」と称しながら、さまざまなデマを常習的に発信し、熱狂的な信者によって持ち上げられる。こんな現象が日本でも起きている。この人物は「ビジネス右翼の大関クラス」とこの映像では評価されているが、その本質は「デマを平然と流して総括しない」人間であり、「陰謀論をすぐに流すことを恒常的にやっている人間」ということになる。それでいてビジネスが成り立つのだから「商売は上手」という評価もできる。けっして褒め言葉ではない。この15分間の映像では、昨年のアメリカ大統領選挙におけるおびただしいデマ、愛知県の大村知事リコール運動におけるデマなどが紹介される。結論として、これほどまでに「ジャーナリスト」という職業の価値を貶めた人間も珍しいだろう。同業者としてはもっと批判の声があがってもよさそうなものだ。