わいせつ教師は治らない

読売新聞が中心となってわいせつ教師の追放キャンペーンを行っている。一言で「わいせつ教師」といってもその内容は幅が広い。よく報道されているのは、教師が児童生徒にキスする。胸や太ももを触る。裸の画像などを撮らせ、送らせる。盗撮する。新聞報道では、それ以上の具体的な行為は書きにくいのだろう。問題は教師がこうした行動で処分を受けても、刑法的には10年で刑が消滅すると定めているため、過去の処分歴などが再雇用側に100%掌握されず、過去の処分歴のある人間が再び教職などにつき、再犯をおかす余地をつくってしまうことにある。青少年期のこうした被害は、本人の心に深刻なトラウマを残す。少なくとも、過去のわいせつ犯罪歴については、法務省のもつ情報は10年を超えた後も終生、文部省と情報を共有されるべきと考える。

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