元職員3人の弁護士も足軽会

 教団の元職員3人が解雇無効裁判を訴えて昨年10月に最高裁で敗訴確定しながらも、さらに蒸し返すような裁判を起こしていた問題で、現在の裁判における代理人は、足軽会のメンバーであったことがこのほど明らかになった。この2つの裁判における代理人はいずれも異なっているが、現在は“身内”に代理人を委任する状況となっている。
 もともと足軽会なる任意グループがつくられたときのメンバーは12人ほどとされ、その後教団内で問題となり、処分検討の対象となったのは約10人。年数回の研修旅行や懇親会を行うなどの組織内組織を構築し、対話という名目の威圧的行動を繰り返すなどした。その処分対象者10人のうちの一人が、現在の蒸し返し裁判における代理人というわけだ。
 この裁判で元職員の3人は、別の除名者・波田地グループらによる“愚痴の寄せ場”と化しているインターネット掲示板「宿坊」のコピーを22ページにわたって証拠提出。両グループの依存関係が浮き彫りになっている。

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。