血を分けた兄弟党

中国共産党と日本共産党は血を分けた兄弟であることは歴史的には客観的な事実である。ソ連の影響力の強いコミンテルン(国際共産党)の指導のもと、中国共産党は1921年7月に結成され、日本共産党は現在、1922年7月を立党の日としている。出生においては血を分けた兄弟であったはずが、その後の歴史は対照的だった。中国共産党は長征を行い、戦後、中国全土を支配する「政権党」となった。一方、日本共産党は97年たっても一度も日本の国政に参画したことがなく、言いたいことだけを主張しているだけの「お気軽政党」である。与党と野党――。中国共産党と日本共産党の置かれた立ち位置は、「責任」のレベルにおいて、天と地の開きがある。近年、日本共産党が中国に対し、「社会主義に到達した国ではなく、社会主義をめざしている国にすぎない」(2004年)、「いや社会主義をめざしている国ですらない」(2020年)などといった態度をとっているのは、自己保身のたまものにすぎない。日本共産党は自らの“生き残り”に必死なだけなのだ。人間でいえば原始的な生存本能がもたらしている行動にすぎないことを見据える必要がある。「ガラパゴス政党」と呼ばれる所以である。

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