日本国「滅亡」に寄与する言論人「門田隆将」

世の中に「身のほど知らず」という言葉がある。例えばだれかがだれかを批判する際に、その批判の対象となる問題について自分も似たようなことをしていれば、「あなたにそれを言う資格はない」などと使われることがある。当コラムでも繰り返し述べていることだが、例えば政治の世界では、日本共産党にその言葉が当てはまる。いまの安倍首相が多くのウソやゴマカシを行ってきたことは客観的事実と思われるが、それを追及する同党が過去にウソやゴマカシを行っていないかといえばそれは全く逆の話だ。ここで詳細に述べる余裕はないが、同党がウソとゴマカシのオンパレードの政党であることは明らかだ。つまり、「身のほど知らず」ということになる。同じことは言論界についても指摘できる。過去にファクトなどお構いなしに虚偽キャンペーンなどを職業的に繰り広げてきた人物が、いまでは「ファクトが大事だ」などと声高に主張している姿を見ると、上記の日本共産党と同じ「身のほど知らず」を感じるわけだ。名前を門田隆将という。本日付産経コラムでもそのような主張を行っているのを見て、その姿・行動様式は同党とまるで瓜二つの姿と思わざるをえない。思想内容は別にして、両者の親和性はかなりの高さだと思われる。 最近はこうした≪お粗末な日本人≫が跋扈する時代となった。都合よく他者を批判するが、自分は同じことやっていても免責される。こうした≪自己愛そのもの≫の日本人が増えるとき、この国は崩壊・滅亡に向かうということだろう。

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