日本共産党の殺人弁明の醜さ②

日本共産党が朝鮮戦争の一時期、ソ連や中国に参戦支援する目的で、多くのテロ行為を行ったことは歴史的事実である。同党は組織的に2人の警察官の生命を奪っている。現在日本にある政党の中で、このように殺人行為に手を染めた「実績」をもつ政党は、この党以外には存在しない。この悪質事件の言い逃れの弁明は、宮本顕治の時代から一貫して変わっていない。不破哲三のひねり出した理屈と思われるが、以下のようなものだ。

「党の正規の方針として暴力主義的破壊活動の方針を持ったり、実行したりしたことは、ただの一度もありません」(2月14日付しんぶん赤旗)

笑わないでほしい。これが公党である日本共産党の言い逃れの手口なのである。当時、正規の方針でなく、不正規の方針だったので、問題はないと言っているようだ。だが正規の方針であろうと、不正規の方針であろうと、当時の日本共産党(しかも主流派)が上記のような犯罪行為に手を染めた事実は歴史上揺らぐことはない。極めて醜い言い逃れにすぎないことは明らかだ。このような行為、および醜悪な言い逃れをしているのが、この党の本質である。確かに安倍首相の虚偽体質も酷いものだが、これは一つの政権における虚偽にすぎない。共産党の場合は、一時期の虚偽でなく、70年近くに渡って延々と虚偽の弁明を継続している。その年季の入り方は、安倍首相の及ぶところではない。まして、野党時代からこのような醜悪な言い逃れをする政党は、与党になればなおさら、何をしでかすかわからない。より「凶悪」な言い逃れをして、臭いものにフタをすることは明らかだ。

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