足軽3人組の一審敗訴事件、高裁はスピード結審

教団の元職員3人が過去の譴責処分や職場配転を不服として提訴し今年3月26日、一審で「完全敗訴」した裁判で22日、東京高裁で控訴審の1回目の口頭弁論が行われた。定刻より2分ほど早く着席した裁判長らは、双方に新たな主張が特にないこと、和解の可能性がないことなどを確認すると、そのまま結審することを表明し、次回10月16日に判決を言い渡すことになった。この間の所要時間は1分程度。控訴人側は代理人の村上弁護士のほか、一審原告の小平秀一の2人のみ。他の控訴人の姿はなかった。 一審判決では控訴した3人について、「自身らが反省を求められている問題を省みる姿勢を見せることなく、かえって、創価学会や池田名誉会長の指導等の一部をことさらに強調して、これを大義名分として、創価学会の将来のための重大な問題であるなどと論点をすり替え、自らにこそ正義があり、その正義を通すために行動せんとする姿勢に陶酔するかのごとく被告に抗ったもの」と厳しく認定していた。

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