昨日付の読売新聞に小沢一郎自由党党首のインタビューが掲載されていた。いまの自民党は「人材がいなくなった」「沈黙する羊の集団のようになった」「若い自民党議員は、どぶ板の活動をやらなくなっている」などと率直に語っている。目を引くのは、自民党の足腰が相当に弱っているという認識であり、そのため「風が吹けば、いっぺんに野党が議席を取る」「野党が少し変わるだけで自民党は吹き飛ぶ」と豪語しているところだ。過去にもそのような経緯のもと民主党政権が誕生し、長続きせずに日本政治がボロボロになった時期があった。今度は旧民主党諸派だけでなく、日本共産党すら関わる政権になる可能性がある。つまり大野合政権だ。現在では元警察官僚が共産党との連携を公然と容認するような時代であり、危険な時代に入ったものと感じてならない。