カンボジアを破壊し尽くした共産主義

本日付の朝日新聞(国際面)にカンボジアに関するコラム記事が掲載されていた。ことしがポル・ポト政権が崩壊した1979年から数えて40年の節目の年であることも関係するだろうが、最近はこの時代の虐殺による死亡者数を「170万人」で統一する傾向が強いようだ。いずれにせよ膨大な犠牲者数にちがいない。本日付の記事でも、「カンボジアは極端な共産主義思想を掲げるポル・ポト派が支配」と過去の事実を掲載。共産主義の宿啞が国の運命を大きく変えてしまった事実を示唆している。私事ながら、1993年から2000年くらいにかけて複数回、同国を訪問したことがある。またその後の取材で、ポル・ポト時代に現地で事件に巻き込まれた日本人妻の話を首都圏で聞いたこともある。カンボジア人と国際結婚した女性の話だったが、創価学会員だった。現地で本尊を地中に埋めて逃げ抜いた体験を語ってくださった。今ごろどうされているだろうかと思い起こす。

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