品川区が公立学校体育館にエアコン完備の補正予算

本日付の公明新聞は東京・品川区で区独自の補正予算が成立したことを伝えている。それによると品川区議会は21日、区立小中学校の体育館に冷暖房を設置するための電気工事・設計など関連整備費を盛り込んだ独自の補正予算を可決成立させた。もともと小中学校の教室の冷暖房完備は都道府県によって大きな格差が生まれる中、東京都では非常に進んでいた。ただしそれは教室に限った話で、体育館にまで冷暖房が完備しているのは中央区や文京区などのごく一部の自治体に限られ、都内全体では約1割にとどまっていた。

考えてみれば、大地震の際、避難所となる可能性のある体育館にエアコンがないのは問題という空気が広まり、11月上旬、まず国がエアコン設置を含む補正予算を可決。東京都議会でも12月に始まる定例議会で同様の補正予算を成立させる方針だ。それを受けて各区議会でも補正予算を成立させる流れだが、今回の品川区はそれに先行する事例といえる。記事では区議会公明党が繰り返し提案して実現したことを伝えている。

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