2010年6月3日のメッセージ

創価学会が定期的に開催する本部幹部会に池田名誉会長が出席しなくなったのは2010年6月から。本部幹部会の前日、名誉会長から原田会長ら執行部に対し、次のような指導がなされたことを会長自身が本部幹部会の場で発表した。

「明日の本部幹部会については、弟子の君たちが、団結して、しっかりやりなさい。皆が、創価学会のすべての責任を担って戦う時が来ているのである。学会の将来にとって、今が一番大事な時である。私を頼るのではなく、君たちが全責任をもって、やる時代である。私はこれからも君たちを見守っているから、安心して、総力を挙げて広宣流布を推進しなさい」
その上で、本幹では、名誉会長による①強盛なる祈りで勝て②異体同心の団結で勝て③勇気と執念の行動で勝てとの≪3指針≫が示された。さらに当日紹介された名誉会長のメッセージには以下のような記載もあった。
「法華経の会座において、幾度も繰り返される弟子の誓願があります。それは、“私たち弟子は、師匠の仰せ通りに広宣流布を成し遂げます。どうかご安心ください。心配なされないでください”という誓願であります。これが法華経の後継の真髄なのであります。厳然と一切を見守っておりますから、原田会長を中心に、皆で明るく元気いっぱいに行いなさい」
今から振り返れば、これらを池田名誉会長による≪3・16の儀式≫(=昭和33年3月16日、戸田第2代会長から池田室長ら当時の青年部6000人に託された後継の儀式)と見るのは大袈裟であろうか。
池田名誉会長はあくまで、「原田会長を中心に、異体同心の団結で勝て」と、後継の弟子たちに伝授した。そのことは明白だ。

【参考・2010年6月4日付聖教新聞】 http://newfnet.blog62.fc2.com/blog-entry-359.html

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