多くを失った小池百合子知事

テレビインタビューに登場する小池都知事の表情が最近めっきりさえなくなった。衆院選直前に「希望の党」を結成したものの、自らの発言で失速。多くの落選議員を生み出し、自身もわずか50日で代表を辞任することになった。7月の東京都議選からまだわずか4カ月しかたってない。「都民ファーストの会」は直近の葛飾区議選でもボロボロだった。もはや容易に復活は見込めそうにない。小池氏が政治生命を失ったとまでは言わないが、「信用」という名の大きな財産を失ったことだけは確かだ。東京都議会においては、与党の一角を占めていた都議会公明党も、事実上の与党離脱を表明し、是々非々の対応を言明したことが報じられている。東京都知事として、粘り強い仕事(実績)を残せるかどうか。なかんづく東京オリンピックを何らの問題もなく実行できるか、地道な行政手腕が問われている。

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