昨日付の毎日新聞だが、東京都知事選の最終盤、街頭では“守りの小池”と“攻めの蓮舫陣営”が対照的に映るが、すでに帰趨は決まっているという見方も多い。反面、あまり取り上げられない見どころは実は9つの選挙区で行われる都議補選だ。来年6月には都議会選挙が行われるのでわずか1年に満たない任期期間ながら、自民党は8選挙区で候補者擁立(5議席あった)、対する立憲・共産は候補者を一本化し、野党共闘が実現した形の“隠れた見どころ”となっている。ここで自民が大きく負け越すと、9月の自民党総裁選の帰趨に影響を与える。「次の選挙の顔」となる次期総裁選から、現職総裁が抜け落ちる結果につながる可能性があるからだ。