神札拒否から80年

創価教育学会の会長であった牧口常三郎が日蓮正宗総本山に呼び出され、神札を受け入れるように説得されながらも「拒否」したその日からちょうど80年となる。1943(昭和18)年の6月27日は日曜日で、午前中、理事長の戸田城外らとともに呼び出され、同じ日の午後、日蓮正宗法主らと面会、その場で申し入れを拒否した。そのころすでに総本山では神札が祭られており、国家神道をもととする時の軍部勢力の意向にひれ伏す形となっていた。この神札拒否事件がそれから約10日後の牧口・戸田の逮捕につながり(治安維持法違反・不敬罪)、創価教育学会関係者21人の摘発事件に発展、1年半後、牧口は獄死する。

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