日本最長の党代表

報道は見られなかったが小生の忘備録が正しければ、昨日、日本共産党の志位和夫委員長は委員長就任から22周年を迎えた。日本共産党の委員長職といえば、宮本顕治、不破哲三、村上弘、不破哲三(2回目)につづく、実質3代目の委員長だ。宮本時代が12年、不破時代は2期合わせても16年にすぎないので、委員長職に限っていえば、志位委員長は歴代最長の委員長在職を継続中だ。同党は来年4月の統一地方選挙に傾注するため、次期党大会を2024年1月に延期しているが、次の党大会ではさすがに委員長交代が取りざたされている。だが人選は難しい。順当であれば書記局長が昇格するのが通例だろうが、現在の小池晃書記局長は女性幹部へのパワハラ行動が明るみになったばかりだ。かといって、女性党首にしてみたところで、党内を掌握する能力には不安が残るだろう。若手といえば、宮本徹などの名前があがったこともあるが、いま一歩定かではない。結局、人選に難を感じるのは他党と大差ない状況と見られる。日本で唯一の「共産革命」をめざす革命政党はこんご数年、大きな転機を迎える。

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