ヘイトスピーチの定義

本日付毎日新聞は「日本のヘイトスピーチ研究の草分け」とされる識者に話を聞き、ヘイトスピーチの定義に関する有意義な記事を掲載している。これは橋下徹元大阪市長に対し、立憲民主党の菅直人元首相が「ヒトラーを想起する」とツイートしたことに対し維新側が組織だって抗議反論して社会問題化していることを踏まえた記事だ。上記識者によると、「国際的に確立した定義はありません」というものの、国際人権規約20条と人種差別撤廃条約4条にあたるものをヘイトスピーチとするのが世界の共通認識と説明している。国際人権規約20条では、戦争を煽ること、差別や敵意、暴力を煽る国民的、人種的、宗教的憎悪を唱えることを禁止しており、人種差別撤廃条約4条では、あらゆる人種的な優越や憎悪に基づく思想の流布、差別の扇動などの禁止を規定していると記事で説明。これを読んで感じたことは、日本民族の優位を主張し、周辺諸国の韓国や中国への敵意や憎悪を日常的に煽り続けている門田隆将こと門脇護などは「常習的ヘイトスピーカー」と位置づけられる事実だ。

https://mainichi.jp/articles/20220208/ddm/012/040/149000c

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