立憲のゴタゴタに手を突っ込む共産党

本日付の産経ベタ記事によると、衆院北海道4区で日本共産党が候補者擁立に転じたという。この選挙区では本多平直代議士が出馬する予定であったが、14歳発言を受け、現在、立憲民主党内で処分を検討中で、公認が取り消される見通しであることが報じられてきた。もともとこの発言は立憲内の政策議論する内々の会合で出されたもので、外部にもれることを想定したものではなかったと聞く。そのため本音の語り合いがなされた中で出てきた発言といえようが、政策の細かな問題にかかわるだけに、さまざまな議論が自由闊達になされるべき場であったともいえよう。その際の本多議員の発言を問題視した人物が外部に情報をもらし、同議員が世間的バッシングを受ける流れをつくったとされる。本多議員は立憲の枝野代表の政策秘書を長年務めた人物だ。ともあれ、そうした他党の混乱に乗じて、自らの候補者を早々と出すことを決めるのが日本共産党だ。党勢拡大のためにはどの党よりも「貪欲」であり、この貪欲さは他党も見習わなければならない面がある。ただし同党はこの貪欲さゆえに、実際は国民の利益より、党の利益を先に置いている政党であることもよく弁える必要がある。

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