本当の勝負は来年の参院選

ある地方紙で「一大決戦は来夏参院選」の見出しが目についた。ことしの総選挙がどのような結果になるにせよ、来年夏の参院選こそが与野党の本格決戦になるという見立てである。仮に万が一、野党が政権を握ったと仮定したとしても、参院では自公が過半数を占める状況が続くため、ねじれの構図が出現する。現在の参院において、最低でも自公を19議席以上減らさないと、法案ひとつとっても自分たちの思うようにはできないことになる。逆に、総選挙を自公がなんとか乗り切ったとしても、来年の参院選で上記程度に与党が敗北すれば、国会は再び、衆参ねじれの状況に陥ってしまう。その意味で、来年の参院選こそが「一大決戦」というとらえ方だ。

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