トップリーダーらの率先垂範

緊急事態期間2日目の昨日、近所のファーストフード店で仕事をしようと足を延ばしたら、ほとんど通常と変わらない人の多さだった。やなり宣言の効果は限定的なのだろう。きちんとした企業や団体はまじめにテレワークを増やしたりするだろうが、国民意識はそれほど厳密なものではないかもしれない。一つはウイルスの正体が未知のものに近かった昨年春からウイルスの強毒化がいわれるにせよその姿が認識されたこと、さらにコロナ対策が1年近くにおよび事態に慣れたこともある。さらに自民党政治家らが自らの身を使って模範を示さないお粗末な姿が、国民の緊張感をそいできた面も大きい。緊急事態宣言の解除が予定どおり2月7日に行われるかどうかはわからないが、ダラダラと長引く事態となれば、東京オリンピックもかなたに飛んでしまうだろう。そのとき日本の政局は「激変」を迎えることになる。

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