国際協調を期待される新大統領バイデン

本日付の日経新聞のコラム「大機小機」は「バイデン氏が変える世界」と題し、バイデン新大統領の治世で何が変わるかを考察している。それによると、第1に地球環境危機の打開だ。トランプ大統領はパリ協定の枠組みから外れ、地球的危機に対処するための国際的なリーダーシップを「放棄」していたが、その枠組みが構築され、ようやく地球規模の団結が強まる。2番目は核兵器なき世界に踏み出すとしている。飛んで4番目は、国際協調の修復だ。その中でも、米中の覇権争いは変わらないと指摘している。日本の右派の一部が、バイデンは親子で中国によって買収済みなのでバイデン政権で中国の言いなりになるという言説を振り撒いてきたが、アメリカの情勢とは異なることを指摘している。

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