「錯乱した試み」が不発に アメリカ大統領選

CNNなどによると、アメリカの連邦最高裁は8日、ペンシルベニア州の共和党議員らが求めていた訴えを退ける初めての判断を下した。これにより、「トランプ大統領が法廷闘争を通して、バイデン前副大統領の勝利を覆す道はほぼ断たれたとみられる」と報じた。CNNの別の記事でも「トランプ大統領とその陣営、支持者らが2020年大統領選挙の結果に異議を唱える錯乱した試み」は「実質的に終わりを迎える」と指摘している。

アメリカにおける「錯乱した試み」は日本でも見事に伝染しており、主に右派文化人の一部がトランプ陣営の尻馬に乗り、事実的根拠の乏しい主張を続けてきたことはご存じのとおり。毎年100万部以上の自著の売上を10年連続つづけてきたと豪語する作家の百田尚樹、それに“付随”して仕事をする有本香、往年の捏造記者・盗用作家として有名な門田某の「デマ3人組」が日本では著名なトランプ信者として知られるが、彼らの主張もこれによりほぼ飛び散った形だ。門田と百田については昨日段階においても、根拠の薄い言説を鵜呑みにし、右派ネット番組で怪気炎を上げていた事実がある。

CNN.co.jp : 連邦最高裁、ペンシルベニア州共和党議員らの訴え退ける

トラックバック・ピンバックはありません

ご自分のサイトからトラックバックを送ることができます。

現在コメントは受け付けていません。