2019年11月の月別アーカイブ
徒然なるままに

安倍首相は自ら情報公開に努めよ

時の首相が主催する「桜を見る会」であったか天皇の主催する「園遊会」であったか記憶が定かでないのだが、私のところにも2年ほど、過去に招待状のハガキが届いた時期があった。1993年のカンボジア総選挙に日本政府派遣の国際選挙監視員として仕事をし ...

薄っぺらい時代の象徴的なジャーナリスト

昨日付の産経新聞に、門田隆将氏の「新聞に喝!」と題するコラム記事が掲載されていた。いつもながらその内容の薄さには呆れさせられる。同氏は自らを「良識ある国民」と位置づけ、一方で野党や政権に批判的な新聞を対峙している。その上で、政権批判を行う ...

世界共通の特徴をもつ政党

今日付の「しんぶん赤旗日曜版」に、かつて自民党に在籍していた代議士・中村喜四郎インタビューが掲載されていた。そこに次のようなくだりがあった。「共産党がいなければ野党は強くならないし、共産党自身も変化しています」。オイオイ。前半の個人的な感 ...

日本共産党の「非科学的」綱領を一覧する

「科学的社会主義」を標ぼうする政党ほど「非科学的」な存在はない。政党にとっての憲法ともいえる「綱領」の変遷を見てみれば、それは一目瞭然だ。かつては全世界の半数以上が社会主義陣営と誇っていた日本共産党。「社会主義の勝利は不可避」と声高らかに ...

地に堕ちた「不破哲三」の威信

日本共産党が来年1月に行う党大会で16年ぶりに綱領を改定する。その内容を見て、同党の理論的指導者である不破哲三元議長の威信が粉々に砕け散ったと受け止めた人は、かなりの事情通だ。なぜなら今回の綱領改定では、まず中国の動きをストレートに批判し ...

反知性主義の権化

日本共産党のかつての合言葉は「万国の労働者団結せよ!」であった。具体的には「ソ連を先頭とする社会主義陣営、全世界の共産主義者、すべての人民大衆」が対象だった(1958年・61年綱領)。現在、同党のスローガンにそのような文字は一切見合たらな ...