カテゴリー ‘社会’ のアーカイブ
徒然なるままに

サイコパスに付ける薬はない

サイコパスに治療法はない(と当方は認識している)。自分の好き勝手に振る舞い、多くの人間を巻き込み、たくさんの残骸を残して平然としている。観察していると、質の悪い子どもと同じような印象を受ける。そこには大人らしい「理性」などは存在せず、ただた ...

サイコパスは人当りがよい

サイコパスに暗い人間は少ない。人当りがよく、口達者である。ロバート・ヘア博士のサイコパス・チェックリストの最初の項目がこの「口達者」であることは象徴的だ。人並外れた話芸によって、サイコパスは相手の印象を自在に操作できる特技を持っている。つま ...

サイコパスは自分を「被害者」と錯覚している

サイコパスの顕著な特徴はほかにもある。その一つは、自分は常に「被害者」であると錯覚していることだ。攻撃型のサイコパスは人並み外れた攻撃を他人に対して容赦なく行いながら、自分は加害者ではなく、被害者であると感じている。自己愛性人格障害を含む人 ...

サイコパスは自分が攻撃されると過剰に反応する

サイコパスの行動を見ていると、顕著な「特性」が浮き彫りとなる。まず物事を善悪でなく、勝ち負けで判断する傾向が強い。闘争心にあふれているという言い方もできようが、他人を攻撃することには容赦がない。逆に自分が攻撃される立場になると、過度に反応す ...

サイコパス住民の対処法

15年以上も前、良心の呵責を持たない異常人格の類型とされる「サイコパス」について、取材し、執筆する機会があった。そのときはこういう類型化された人間もいるのだろうなという感覚でしかなかったが、実際は自分の身の周りにも明確に存在することを今は実 ...

徒党を組む者の心理

ある著名な識者の著作に次のような言葉が出てきた。少し長くなるがそのまま引用する。 「私は、悪の本質は、総裁がいみじくも『群れ』と表現されたように、何かにつけ、すぐ『徒党を組む、組みたがる』点にあると思います。大人の世界でも、子どもの世界でも ...