カテゴリー ‘社会’ のアーカイブ
徒然なるままに

公然たる人種差別を容認するニッポン

2、3日遅れで郵送されてくる沖縄タイムスの17日付の1面コラムに何げなく目を通していると、在日コリアンという理由だけで集団的に懲戒請求されている弁護士たちの話が出てきた。名前が韓国名であるという理由だけで行われる懲戒請求はまさに人種差別その ...

平成の終わりを印象づけたオウム真理教事件

麻原彰晃死刑囚を含むオウム真理教の7人が6日、突然、死刑執行された。法務省高官の「平成の事件は平成のうちに処理されなければならない」旨のコメントが各紙に掲載されていたが、後世の歴史家にもそのように受け取られるものと思われる。 地下鉄サリン事 ...

排外主義風潮をつくった政権が、外国人の受け入れ拡大へ

「外国人、単純労働に門戸」(日経)、「新たな在留資格」(毎日)、「在留資格 期限撤廃」(読売)というように、外国人労働者の受入れ緩和方針のニュースが一斉に報じられている。国内において就業人口が足りなくなることはずいぶん前から分かり切っていた ...

小事件がファシズムのけん引役に

本日付の毎日新聞掲載の保阪正康氏のコラムを読んだ。年譜に書かれていないような事件が実はファシズムのけん引役になったと昭和史を総括し、その象徴として「昭和8年」を挙げている。世の中のさまざまなものに歪みが生じ始める。この年、小林多喜二が拷問死 ...

サイコパスに付ける薬はない

サイコパスに治療法はない(と当方は認識している)。自分の好き勝手に振る舞い、多くの人間を巻き込み、たくさんの残骸を残して平然としている。観察していると、質の悪い子どもと同じような印象を受ける。そこには大人らしい「理性」などは存在せず、ただた ...

サイコパスは人当りがよい

サイコパスに暗い人間は少ない。人当りがよく、口達者である。ロバート・ヘア博士のサイコパス・チェックリストの最初の項目がこの「口達者」であることは象徴的だ。人並外れた話芸によって、サイコパスは相手の印象を自在に操作できる特技を持っている。つま ...