元公明党副委員長の肩書きを利用して、革新政党の機関紙に平然と顔を出す人物がいる。昨日付のツィッターではその人物から以下のような発信がなされていた。
「高知知事選、大健闘。だが負けた。2019年11月24日、私はこの日を忘れない。共産党の候補者を保守、中道、リベラルが推薦し戦ったのは、日本の政治史上初めてだ。私は綱領を読んで、共産党は一党独裁を否定し、憲法の条文が要求している理想を追求する健全な民主主義政党だと理解している。力強い仲間だ」
日本共産党の文上の綱領をうのみにし、それを信じるようなバカさ加減。これが一般の一国民の認識ならまだしも、公党の幹部を務めた人物というのだから恐れ入る。この人物は世界の共産主義国家・政党の歴史や経緯、あるいは日本共産党の過去の歴史を、少しは学んだことがあるのだろうか。
結論として、日本共産党の体質は、安倍首相の「ウソ」と「ゴマカシ」の体質と何ら変わるところはない。そのウソをゴマカすために作られているのが、同党の綱領である。そのことは綱領の変遷を少し見てみれば容易に気づけることだ。とことん、おめでたい人物に思える。